全国で多い資格
上位20はこうなりました。
| 1. 第二種電気工事士 | 106コース |
|---|---|
| 2. ガス溶接技能講習 | 92コース |
| 3. アーク溶接特別教育 | 59コース |
| 4. 第一種電気工事士 | 52コース |
| 5. 日商簿記検定3級 | 35コース |
| 6. Excel(表計算の各種認定) | 33コース |
| 7. 消防設備士 | 32コース |
| 8. 低圧電気取扱業務に係る特別教育 | 31コース |
| 9. 二級ボイラー技士 | 31コース |
| 10. 粉じん作業特別教育 | 30コース |
| 11. 玉掛け技能講習 | 29コース |
| 12. 危険物取扱者 | 28コース |
| 13. 基本情報技術者試験 | 28コース |
| 14. CAD利用技術者試験 | 28コース |
| 15. 福祉住環境コーディネーター | 24コース |
表記のゆれをまとめて数え直すと、第二種電気工事士は197コースに広がります。「第二種電気工事士(任意受験)」「第二種電気工事士試験」などの書き方が混ざっているためです。同じように数え直すと、第一種電気工事士73、危険物取扱者60、日商簿記検定3級51、基本情報技術者試験48、フォークリフト運転技能講習34、二級ボイラー技士35、介護福祉士24となります。
なぜ電気と溶接が多いのか
上位が電気工事士と溶接に偏っているのは、この分野の資格が法律で義務づけられているからです。電気工事は第二種電気工事士の免状がないと作業できません。溶接やクレーン、フォークリフトも、資格なしで業務につくことができません。
つまりこれらは「持っていると有利」ではなく「持っていないと働けない」資格です。訓練でまとめて取れる意味が大きく、訓練校側も組み込みやすいため、コース数が多くなります。
上位に並ぶ「ガス溶接技能講習」「アーク溶接特別教育」「粉じん作業特別教育」などは、受けて修了すれば修了証が出るもので、合否のある試験ではありません。労働安全衛生法で定められた講習です。
一方、第二種電気工事士・日商簿記・基本情報技術者試験は試験に合格しないと取れません。訓練はそのための勉強をする場で、合格を保証するものではありません。受験料も自己負担です。
分野ごとの定番
分野によって、取れる資格ははっきり分かれます。
| 電気・設備 | 第二種電気工事士(80)/第一種電気工事士(51)/二級ボイラー技士(31) |
|---|---|
| 製造・ものづくり | ガス溶接技能講習(75)/アーク溶接特別教育(56)/粉じん作業特別教育(30) |
| 事務・経理 | 日商簿記検定3級(32)/Excel(30) |
| IT・Web | 基本情報技術者試験(26)/Illustrator(15)/ITパスポート試験(14) |
| 建築・CAD | 福祉住環境コーディネーター(21)/インテリアコーディネーター(20)/建築CAD検定(14) |
| 介護・福祉 | 介護福祉士実務者研修(12)/介護職員初任者研修(11) |
| 医療事務 | 医療事務技能審査試験(8)/調剤報酬請求事務技能認定(8) |
| 運輸・ドライバー | 玉掛け(6)/車両系建設機械(5)/フォークリフト運転(4) |
介護分野だけ性質が違います。介護系訓練の記事に書いたとおり、初任者研修も実務者研修も研修そのものが資格なので、訓練を修了すれば手に入ります。ほかの分野のように「訓練で勉強して、別途試験を受ける」構造ではありません。
1コースで平均3.5個
資格の記載があるコースでは、平均3.5個の資格が挙がっています。数が多いのは実技系で、電気や溶接のコースでは関連する技能講習・特別教育がまとめて並びます。
ただし全部を取る必要はありませんし、全部が訓練時間内に完結するとも限りません。受験料は自己負担で、合計すると数万円になることもあります。どれを優先すべきかは訓練校の先生に聞くのが確実です。費用の目安は自己負担額の記事にまとめています。
資格の記載がない315コース
募集中1,991コースのうち、315コース(16%)には資格の記載がありません。分野の内訳は事務・経理104、製造・ものづくり59、IT・Web48、建築・CAD28、電気・設備23です。
これは「資格が取れない」という意味ではありません。公開資料のその欄が空欄だっただけです。当サイトは公開されている内容をそのまま載せているので、書かれていないものは書けません。
気になるコースの資格欄が空だった場合は、訓練校に直接聞いてください。同じ内容の訓練でも、書いている訓練校と書いていない訓練校があります。
資格から選ぶときの注意
- 資格の数で選ばない。数が多いのは実技系の講習がまとまっているからで、就職の強さとは別です
- 必置資格かどうかを見る。電気工事士のように「ないと働けない」資格は、それだけで応募できる求人が増えます
- 試験か講習かを区別する。「技能講習」「特別教育」は修了すれば取れますが、試験は合格が必要です
- 受験料を数える。任意受験のものが多く、全部受けると積み上がります
各コースのページに、そのコースで取れる資格をそのまま載せています。分野で絞ってから見比べてください。